1945年 太平洋戦争での戦火に見舞われ焦土と化した、当時の国鉄中央線（現JR）八王子駅周辺。八王子駅には北口だけで南口はなかった。
　南口が開設されたのは1949年のことでした。駅前とはいえ、戦災の復興は遅々として進まず、仮住まいのバラックが点々とあるのみで、そこは、子どもたちにとっては草野球のグラウンドとしての格好の草原のようでした。
   それから30年が経ち、雑草の生い茂ったままで放置されていた南口に再開発計画が持ち上がりました。

   1981年 再開発事業の基本調査に着手、1991年 再開発準備組合設立。その後の厳しい経済情勢の逆風の中にあって、都市計画事業と再開発組合が認可され、2008年 工事着工となったのです。工事は順調に進捗し、2010年 南口再開発事業のシンボル地上41階建「サザンスカイタワー」、新市民会館「J-COMホール」、隣接するJR八王子駅ビル「CELEO」が竣工しました。３０年を要した再開発事業でした。複合ビルとして、八王子市役所南口総合事務所、大型店舗、医療機関が開設、商業施設25店舗の開業、高層部は390戸のマンションとなりました。「J-COMホール」は2011年にオープン。八王子のさらなる発展に寄与しています。

　2023年　八王子医療刑務所が撤去され、跡地に新たに公園施設が2026年にオープン予定。南口に直結する公園として防災機能も備えた憩いの場に発展します。

 10月開催予定の「子安市民センターまつり」で、町自連のぼり「住みよい地域づくりのために町会に加入しましょう」を掲示し、啓蒙しました。

 

◇年度行事計画